<弁護士・交通事故裁判例>両下肢完全麻痺の被害者に,少なくとも入浴,排便につき一生介護が必要なので,1日当たり2500円の介護費を平均余命の57年間認めた事例

2015-11-20

 被害者は,最低限度として入浴,排便時には介護が必要であり,この介護は一生必要mであると推認される。また将来的に床ずれ等のための入院も1度ならず予想され,その他の事情も併せて考慮すると,介護費は1日当たり2500円が相当であり,退院時以降平均余命の57年にわたり上記程度の介護費を必要とするのでホフマン式計算法によりその現価を算定
(大阪地裁平成4年11月26日判決)

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