過失割合について

保険会社から提示された過失割合が,妥当なものかどうか疑問に感じていませんか。
場合によっては,一方的に相手の言い分に沿った,事実とは違う事故状況をもとに作成されて,本当は被害者である方が加害者とされてしまっているなど,被害者と加害者が逆転した過失割合の提示をしてくるケースもあります。

相手の保険会社が提示してくる過失割合は,賠償額を低く抑えるため,被害者にとっては不利な過失割合となっていることも少なくありません。

交通事故の過失割合はとても大きな問題です。
たとえ被害が大きくても,自分の過失割合の分は賠償してもらえなくなるからです。
交通事故の過失割合は,たとえ1割や2割の違いであっても,損害額に与える影響が大きいことから,大きな問題になりやすいのです。

事故の状況については加害者側・被害者側の双方の言い分に食い違いがほとんどない場合であっても,相手の保険会社から示された過失割合に納得がいかないというケースもめずらしくありません。

過失割合については,別冊判例タイムズという専門書の図を参考にして決めることが多いので,保険会社はそれをベースに過失割合を提示してくることが多いといえます。
そのため,被害者側のほうでも,別冊判例タイムズの図をベースに,過失割合の修正要素を考慮して,妥当な過失割合を検証します。

それでも過失割合に納得がいかない場合,そもそも別冊判例タイムズの図が想定している事故と実際の事故とが,同じケースに当てはまるのかどうかを検討します。
別冊判例タイムズの図は,典型的な場合を想定しているので,少し状況が変わるだけでも実際の事故に当てはめることが妥当でない場合があるのです。

過失割合は,最終的には裁判での決着となるケースが比較的多いといえます。
ありあけ法律事務所では,保険会社から提示された過失割合について無料で診断いたします。

また,当事務所では,交通事故の相談は無料です。
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