<弁護士交通事故裁判例>人工肛門のケア用品について平均余命まで認めた事例
2017-02-16
器具等購入費:253万7600円 (請求額 253万7643円)
被害者の傷害は内容程度、後遺障害の内容程度に、証拠によれば、被害者には、人工肛門のケア用品としてパウチ、清浄剤、不織布テープ、皮膚保護剤、剥離剤、ガーゼ、装具などが必要であり、毎年14万3670円の費用負担が発生することが認められ、本件事故時の被害者の年齢は35歳であるところ、平均余命は約44年でありこれに相当するライプニッツ係数は17.6627であるから、中間利息を控除する。
(大阪地裁平成22年5月12日判決)
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