無許可でダンス営業は無罪 高検が上告
2015-02-05
無許可でダンスクラブを営業した罪に問われていた元経営者が1審と2審で無罪となった事件で大阪高検は最高裁に上告しました。
クラブ「NOON」の元経営者・金光正年被告(52)は、3年前、客がダンスをするクラブを無許可で営業した風営法違反の罪で起訴されました。大阪地裁は去年、「男女が身体を接触させるようなダンスをさせておらず性風俗の秩序を乱す営業でなはい」として無罪判決。
大阪高裁も、「ダンスをさせる営業を一律に規制することは合理性を欠く」として1審を支持しました。
これに対し大阪高検は、「判決は、今後の法令の解釈・運用に重大な影響を及ぼすため最高裁の判断を求めることにした」として4日、上告しました。
金光被告は、「警察庁が法改正を進めているのに、検察庁が上告する意味は理解できない」としています。
(ABC NEWS 関西ニュースより)
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