小中学の子どもに万引き指示=窃盗容疑で両親逮捕―大阪府警
2015-03-09
小中学生の子ども3人に指示し万引きをさせたとして、大阪府警吹田署が窃盗容疑で、大阪府豊中市に住む防水工の父親(36)と母親(33)を逮捕していたことが8日、同署への取材で分かった。調べに対し、「子どもが勝手にやった」などといずれも容疑を否認しているという。
逮捕容疑は共謀の上、昨年10月25日午後2時50分ごろ、同府吹田市の釣具店で、釣り具セット3点(計約1万7000円相当)を中学生の長男(14)と小学生の次男(12)、長女(9)にそれぞれ渡し、万引きさせた疑い。
長男は窃盗の非行内容で家裁に送致された。府警は次男と長女を保護し、児童相談所に通告した。
大阪地検は母親を窃盗罪で起訴。父親は処分保留としたが、昨年11月1日に同じ店で釣りの仕掛け1点(約1300円相当)を万引きしたとして、同罪で起訴した。同署は、他にも複数の店で万引きを繰り返していたとみて調べる。
(時事通信社より)
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