おぼれた女児を助けようと…死亡の6歳男児遺族に給付金
2015-03-08
昨年4月、福島県郡山市の川で流された女児を助けようとした男児が亡くなった事故で、県警は6日までに、男児が警察官の職務に協力したとして、男児の遺族に遺族給付金を支払う方針を決めた。2月補正予算案に計上しており、開会中の県議会で可決後、支給される。
事故は昨年4月16日夕、同市小原田の阿武隈川で起きた。近くの女児(当時3)が川に落ち、一緒に遊んでいた近くの小学1年の辰田真翔(まなと)君(同6)が小学3年の姉と助けようと川へ入り、3人とも流された。辰田君が亡くなり、意識不明の重体となった女児もその後、死亡した。辰田君の姉は救助されて助かった。
給付は「警察官の職務に協力援助した者の災害給付に関する法律(協力援助法)」に基づく。犯人逮捕や人命救助で警察官の職務に協力し、けがを負ったり、死亡したりするなどした場合に支払われる。
(朝日新聞より)
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