<弁護士交通事故裁判例>将来介護費を日額3000円で平均余命まで認めた事例

2016-10-18

 被害者には,高次脳機能障害が残存しており,随時介護を必要とするが,その程度は必ずしも高度であるとは言い難いから,その日額は3000円とするのが相当である。そして,被害者は,症状固定時39歳の男性であり,その平均余命は40年であるから,被害者が付添を要する状態は,症状固定後40年間継続するものと考えられる。
(東京地裁平成21年7月23日判決)

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