伊万里キャンプ事故・被告5人は無罪主張

2015-02-03

 2010年7月、伊万里市で行われたキャンプで川遊びをしていた当時小学3年生の男の子が溺れて死亡した事故で、監視など安全対策を怠ったとして業務上過失致死の罪に問われている伊万里市の職員ら5人の初公判が3日開かれ、5人は無罪を主張しました。

 在宅起訴されているのは、当時の伊万里市の観光課長ら市の職員3人を含む5人です。
 
 起訴状などによりますと、2010年に伊万里市などが主催したキャンプに参加した当時8歳の男の子が川遊び中に溺れ死亡しました。

 5人はこの事故で現場の監視など安全対策を怠ったとして業務上過失致死の罪に問われています。3日佐賀地裁で開かれた初公判で5人は「事故が起きる危険は予見できなかった」などとしていずれも無罪を主張しました。

 また、責任の所在に関し被告によって言い分が違うことについて遺族は「地元と市との間で責任の逃れ合いという構図であり、各人が責任を感じていないのはとても悔しい」とコメントしています。
(サガテレビより)

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