チャイルドシート使用 5歳で半数
チャイルドシートの使用について兵庫県などが今年行った調査で、使用率が66.1%と、前年を下回りました。
調査では、12カ月以下(推定)の使用率は8割でしたが、5歳(同)ではおよそ5割にとどまり、年齢が上がるにつれて使用率が低下していることも明らかになりました。
チャイルドシートは、乗車中の子どもが死亡する事故の増加に伴い、2000年4月の道路交通法の改正により、6歳未満の使用が義務づけられています。違反した場合は運転者に行政処分(1点)が科されます。
未使用の内訳は、何も着用せず=17.7%▽大人用のベルトを着用=6.8%▽保護者による抱っこ=5.6%▽チャイルドシートに座っているがベルト未着用=3.8%で、法改正から14年が経過しても浸透していない現状が浮き彫りとなりました。
一方、推定年齢別では、12カ月以下の使用率79.6%に対し、5歳は53.3%でした。
シートは乳児用(1歳程度まで)、幼児用(1~4歳程度)、児童用(4~10歳程度)があり、子どもの成長に応じて買い換えが必要なことが、低下の主な原因とみられています。
県交通安全室は「車外放出など重大事故の可能性があるのは、年齢が上がっても同じ。身体に合わせた適正なシートを使用してほしい」と呼び掛けています。

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