<弁護士交通事故裁判例>祖父母4名の駆付け費用(片道航空代金)を認めた事例

2016-11-29

被害者の祖父母はいずれも福岡県に在住していること、本件事故の発生を知った父方の祖父母が東京に駆け付けるための航空料金として合計9万3500円を要し、母方の祖父母についても、東京に駆け付けるための航空料金として、少なくとも8万400円を要したこと、被害者の両親は、祖父母4名に対し、駆付け費用として1名につき7万3600円(片道3万6800円×2=7万3600円)を支払い、これを折半負担したことが認められる。以上によれば、祖父母の駆付け費用のうち、本件事故と相当因果関係のある損害として認められるのは、祖父母らの航空料金合計17万3900円であり、両親のそれぞれの損害はその2分の1である8万6950円である。

(東京地裁平成24年7月18日判決)

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