<弁護士交通事故裁判例>歯科医師の休業損害について,自由診療の減少分および人件費の増加分から保険診療および物品販売の増加分を控除した残額の8割に相当する金額で認めた事例
2018-12-26
生活態様:歯科医院を開業し歯科医師として治療行為をしていた
認容額:¥727,868
被害者は自己及び従業員の稼働時間を延長して対応せざるを得な
かったことなどから自由診療に係る収益が減少し,従業員の人件
費が増加したことが認められ,これらは本件事故により被害者に
生じた休業損害と認められる。自由診療の減少分および人件費の
増加分から,保険診療および物品販売の増加分を控除した残額¥
909,835の8割に相当する額を認めるのが相当。