捜査装い少女情報を入手 警視庁元警部補を起訴 「年齢や居住地知りたかった」
2015-03-28
事件捜査を装い、自分が買春した当時中学2年の少女の携帯電話番号などを不正に入手として、東京地検は27日、虚偽有印公文書作成と同行使、公務員職権乱用の罪で、警視庁の元警部補、徳重雄二被告(44)=児童買春・ポルノ禁止法違反罪で起訴、懲戒免職=を起訴した。
起訴状などによると、徳重被告は同庁大森署に勤務していた平成26年5月、「捜査で必要」などとする大森署長の職印入りの書類を作成。電話会社に郵送し、不正に少女の携帯電話番号などの個人情報を入手したとされる。
警視庁の調べに、徳重被告は「関係した少女たちの年齢や居住地を知りたかった」と容疑を認めていた。
徳重被告は複数の少女にみだらな行為をした様子を撮影した動画を作成したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反罪で昨年12月に横浜地検に起訴されていた。
(産経新聞より)
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