<弁護士交通事故裁判例>1級3号の59歳男子の将来の介護費用について,日額1万2000円で,平均余命分を認めた事例

2016-03-24

 被害者は後遺障害等級1級と重篤であり,将来にわたって介護が必要であるが,妻は将来に不安を抱きつつも夫のために自宅で介護をしていきたいと考えており,また介護仕様になった自宅が新築され,その分介護が容易になったことも考慮すると,将来の介護費用としては1日当たり1万2000円と認めるのが相当である。
(大阪地裁平成15年12月4日判決)

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