<弁護士交通事故裁判例>車椅子・電動ベッドの耐用年数毎の買換えを認めた事例

2017-02-16

車椅子費用:336万1288円
 車椅子1台当たりの購入金額は、36万4000円、入浴のためのシャワーチェアーは1万1000円、それらの耐用年数は5年、車椅子ハンドリム部の滑り止めカバー代金は、左右合わせて1万2600円、その耐用年数は1年であるから、被害者の平均余命までの購入金額の合計は上記のとおりとなる。

ベッド買換え費用:145万9645円
 電動ベッドの購入金額は33万5000円、ベッドサイドレール2万1000円、スイングアーム介助バー4万7250円、購入組立費1万3000円、ベッド用マットレス4万2000円、ピュアパット2枚につき2万4000円、トランスファーシート5250円が認められ、平均余命40年間にベッド関係は8年ごとに4回、その他は3年ごとに13回買換え、ただし、初回分のみ計38万6200円で購入しているのでこれを前提として算定すると合計145万9645円となる。

(東京地裁平成23年1月20日判決)

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